日本では今、1,300万もの世帯でペットが飼われています。また、その人たちに「あなたにとってペットとは?」と聞くと7割近くが「家族」と答えるそうです。その一方で、毎年30万匹以上の犬や猫が、施設での殺処分で命を落としています。ちなみにイギリスやドイツでは、こういった殺処分はまったくないようです。
今の日本では、いろいろな事情もあって、簡単に解決はできないようです。また、そういう可哀想な動物たちを救う活動も、続けていくのがかなり難しいようです。だけど「命」はどれも貴重で、救われなくてもいい「命」など一つもありません。
そしてこの問題は、民間ボランティアでも、自治体でも、国であっても、一つの力だけでは解決はできません。これからは、いろいろな人が境(ボーダー)を超えて力を合わせてこの問題に取り組んでほしい。そういう願いを込めてこの団体をボーダー基金と名づけました。
このことで捨てられてしまったペットたちの未来が、少しでも明るくなれば、と思います。
だけど本当は、こんな活動そのものが必要なくなることが一番。
「可哀想な動物たちを助けましょう」ではなく、「ペットを飼うのは大変だけど飼った以上は途中放棄する事なく最後迄愛してください。」
これが、わたしがこの活動を通じて一番伝えたいことです。
NPO法人ボーダー基金 理事長 上迫美恵子
ある日餓死寸前の捨てられた犬を拾い、その犬をノイジーと名づけました。愛犬ノイジーとの暮らしはたった6年で、天国へと旅立ってしまいました。そんな矢先、空前のペットブームのさなか、ペットへの虐待、何らかの事情で飼えなくなり放置や保健所につれていってしまうなど、悲しい記事を目にしました。自分にできることは何か・・・。そこで思いついたのがチャリティアート。ノイジー基金と銘打って活動したのが始まりです。活動を続けていくうちに、もっと多くのペットを助けたい思いから、2008年6月16日 NPO法人ボーダー基金を設立しました。
<上迫美恵子プロフィール>
1975年株式会社ノーマ・ジーンを設立。プレタポルテ「MIEKO UESAKO」ブランドを立ち上げ。その他、歌手・タレントのステージ衣裳製作などを手がける。1995年ゴルフブランド「MIEKO UESAKO SPORTS」をスタートし、2006年9月終了。以降「MIEKO UESAKO jeans」、 「Noisy Noisy by MIEKO UESAKO」などのブランドを立ち上げ、活動中。